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マメ科
春先に最も元気なのはサヤエンドウです。一番最初に収穫できます。
まずは、マメ科の植物から種まき、植え付けをしてみましょう。インゲンやモロッコインゲン、モンスターインゲンは、早く成長し、背も高く、相当な量の収穫が望めるすぐれもの。
6月過ぎてからは、まばらな場所に種を直播していけば、すぐに成長し、10月ごろまで常に収穫できます。大きな葉ではないので、さっぱりした印象です。
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キュウリ
夏野菜といえばキュウリですが、病虫害にあいやすく、育てるのが難しい野菜だと思います。
寒さやアブラムシにやられて途中で生育が止まってしまうものもあるので、苗の植える時期をずらしてみるのも対策のひとつです。
順調に育てば、毎日たべきれないほど次々と収穫できます。聖護院キュウリは背丈も高くなり葉も旺盛に茂るのでおすすめ。
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ゴーヤ
定番のゴーヤは、沖縄など暖かい地域の植物なので充分に暖かくなってから植え付けます。暑ければ暑いほどよく成長するようです。
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アサガオ
日本種のアサガオは素朴で可憐。しかし葉はそれほど多くないので、他の植物と混植するのがよいかも。
ヘンリーブルーなどの西洋アサガオは青や白の花をたくさん咲かせて目を引きますが、8月の終わりごろから茂り始め10月ごろまで勢力があるので、日よけとしては時期が遅くなってしまいます。
1シーズンで驚くほどの勢力がありますが、つるが強く秋に片付けるのが大変。アブラムシが付きやすかった。やっぱり食べられる植物の方がいい。
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ヒルガオ
ヒルガオは、いわゆる雑草ですが、きれいな薄桃色の花です。葉は細く日よけにならず、つるが強いので秋に取り払う時にやっかいです。
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ヨルガオ
ヨルガオは、アサガオやルコウソウと同じヒルガオ科に属します。熱帯アメリカ原産で、本来は多年草ですが、寒さに弱いため、園芸的には1年草として扱われています。当然のことですが、朝に咲くアサガオに対し、ヨルガオは夜に咲きます。夏は夜8時頃から、晩夏以降は夕方4時くらいから甘い香りを放ちながら開花し、翌朝にはしぼみます。純白の花がぼんやりと夜の闇に浮き立ち、優雅かつ妖艶な印象です。アサガオとともに植えておけば、朝も夜も花を観賞することができます。
また、ヨルガオは「ユウガオ」の名で流通することが多いのですが、本来の「ユウガオ」とは、干瓢(かんぴょう)の原料になるウリ科の植物で、混乱されがちです。
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カボチャ
つる性の夏野菜では、かぼちゃが最も頼もしい。がんがん発芽し、どんどん伸びる。葉も大きいので日よけになります。
空中に浮くカボチャ。特に手入れをしなくてもつるがしっかりしているので自然に実が支えられています。秋になると自然にかれて片付けも楽。すいかは繊細で、壁面での栽培に失敗しましたが、カポチャは頑丈でした。
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トマト
トマトも勢力旺盛な夏野菜。しっかりと大きい実を穫るには1本,2本仕立てにしてわき芽を摘んで、と手入れも忙しいですが、すぐに茂るのでそのまま誘引します。
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ぶどう
ぶどうは樹なので一度植えたら毎年その場所に木陰をつくってくれます。植え時は秋か春。5月ごろになると新葉が出始めてたくさんのつるを伸ばします。初夏にはしっかりとした日よけになってくれます。
野菜は手入れが難しかったり、夏までに充分に葉が茂らなかったりしますが、ブドウなら確実に枝から葉が出そろって、緑豊かな外観をつくってくれます。葉もきれいでボリュームがあります。左写真は植えてから2年目の巨峰。高い位置に葉が茂ってくれる。左写真は1年目のスチューベン。7月頃の様子。元気に伸びて秋にはすっかり1階の天井を超えました。
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トケイソウ
花の形が時計のように見えることから、この名前がつきました。花をよく見ると、雌しべが時計の針に、花の形が文字盤に似ています。
花を楽しむ種類のほか、パッションフルーツのように果物として利用される種類もあります。
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フウセンカズラ
北アメリカ南部原産のつる性の1年草で、巻きひげを持ち、フェンスなどに絡みつきながら、よく繁茂します。夏に緑がかった白色の小花を咲かせ、その後、紙風船のように膨らんだ袋状の果実をつけます。
暑さと強い日ざしに強く、繊細な草姿と、風に揺れる風船は見た目にも涼しげです。
黒地に白いハート模様の入った丸いタネの模様は、おサルさんの顔のようにも見え、目鼻を描いてみても面白いでしょう。
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ヘチマ
熱帯アジア原産のウリ科のつる性1年草です。小学校で、ヘチマ水やヘチマタワシを作った人も多いはずです。
暑さと強い日差しに強いため、日よけを目的としたカーテンのほか、棚作りやフェンスに絡ませたりと、いろいろアレンジでき、ぶらんと果実が垂れ下がる風情が味わえます。
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ヒョウタン
ウリ科のつる性の1年草で、干瓢(かんぴょう)にするユウガオの変種です。日本には縄文時代に伝わり、古くから人々の生活に関わってきました。果実は苦味があるので食用にはせず、乾燥させて容器や装飾品などに加工します。
梅雨明け後、うどんこ病が発生しやすく、葉が見苦しくなるので、カーテンよりも棚作りに向いています。
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ホップ
多年草であるホップは、一度植えてしまうと年々株が大きくなっていき、頼もしい緑のカーテンとなります。
ホップの和名はセイヨウカラハナソウといい、ビール製造用に北海道や東北で栽培されています。多年草で春先から芽を出し、ツルをよくのばします。
札幌ではホップでもカーテンづくり << >> -
ルコウソウ
原産地は熱帯アメリカで、本来は多年草ですが、寒さに弱いため、園芸的に1年草として扱われています。
特に流通が多いのはルコウソウで、糸のように細い葉が、まるでレースのカーテンを彷彿させます。花は星型で赤、ピンク、白の花色があり、ミックスして植栽すると華やかになります。
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